【B²(ビースクエアード)】 焼きたてパンと自家焙煎したコーヒーのマリアージュ
カフェ激戦区の江東区清澄白河にオープンし、5年経ってもお客様が絶えないのがB²(ビースクエアード)だ。天然酵母使用のベーカリーとコーヒー豆の焙煎工場を自社で運営しており、パンとコーヒーでお客様の心をしっかりと掴んでいる。
店名である「B²」の由来には、美味しいパン「Bread」とコーヒー豆「Bean」のマリアージュをお客様に楽しんでいただきたいとの想いが込められている。
独自の拘りでデュラム小麦粉を使用
小麦粉は内麦粉をはじめ、アイテムの特徴に合わせて数種類を使い分けているが、中でもパスタに使用するデュラム小麦粉を多く使用しているのが特徴だ。
デュラム小麦粉を使用すると、自然な黄色味のある優しい甘さのパンが出来る。看板商品のひとつである「デュラム」は、表面パリッと中はしっとりもっちり食感。デュラム小麦粉に加えてポテトペーストを練り込み、ふわっと軽い食感に仕上げているという。
目移りしてしまう多彩なサンドイッチ、惣菜パン
しっかり焼き込むハースブレッドを使用したサンドイッチや惣菜パンも見逃せない。
具材を贅沢に使ったサンドイッチや、こぼれ落ちそうなほどたっぷりとコーンの乗ったクロックムッシュ等、見た目も華やかで食べ応えのあるアイテムがずらりと並んでいる。
ヘッドベーカー村上浩通氏の思いを伝えるパン作り
村上氏は、同店で多加水のパンを数多く開発しており、歯切れが良く食べやすい食感を大事にしているという。
デュラム小麦粉を使用した生地は吸水が良いため、加水が多くてもだれにくい。パンの内層はスポンジのようなきめ細かさでほんのりと甘く、しっとりもっちりとしながらも、サクッと歯切れの良い食感に仕上がる。また、デュラム小麦粉はサンドイッチやフォカッチャなどの具材を乗せるパンとの相性も良いという。
粉の特徴を最大限に活かし、見た目にも食感にも工夫を凝らした村上氏のパン作りは、これからも多くの人を虜にしていくに違いない。
