同店は東急田園都市線用賀駅から徒歩2分にあるラーメン店。

近隣はフランチャイズで多店舗展開をしている店舗が並び、安価な商品が多いなか、

同店独自の理論に基づく商品提供で、コアな客を掴んでいる。
 

熾烈な競争が繰り広げられる、ラーメン業界。
滝本社長が目指すのは、一見すると万人受けとはかけ離れている“コア”なラーメンを作り上げること。
 
「35年間でわかったことは美味いラーメンと売れるラーメンは違うこと。売れるラーメンは2:8の2を持つラーメンである。2:8とは10人が食べて2人は悩殺されるほどはまるが8人は絶対に行かないと言われる味。一見すると!?思われるだろうがこれがラーメンの不思議。このことを知らずしてラーメン屋を目指すべからず。」（「」内は同社HPより一部抜粋）

 
そんな考えを体現させた代表商品は、限定販売の「極上煮干しラーメン」。
北海道産小麦主体の国産小麦粉を使用し、しっかりと角の立った細めの麺は、煮干しの旨味と風味を全面に出したスープと相性抜群。
滝本社長が考える、“２：８の２の客”が悩殺されるような強烈な個性を醸し出している一品である。
 

同店では自社グループの工場で製造した生麺を使用している。
麺に関しては、社長が“こういう感じの麺を作りたい”とイメージを伝え、製法等の技術面は開発担当の社員に一任。
試作と試食を何度も繰り返し、イメージに近い麺を作り上げている。
 
また、スープは「生感」のあるフレッシュスープを使用。

お湯等で薄めるスープは使わず、そのまま使用できるスープを選ぶことで、他店では類を見ない洗練された一品が完成する。
 

瀧本社長は、瀧壺を始め7店舗のラーメン店を経営する代表として常に一歩先のラーメン店経営を考えている。
 
より良い店舗づくりのため、ラーメン職人への努力を惜しまない社員であれば、年齢、性別、国籍を問わず受け入れる姿勢を取る。
独立志向のある社員をきちんと育て、社員が独立して店舗を経営することで店舗経営の自己意識が高まっていくからだという。
 
社長自らも、敢えて厨房に入らずに市場を回り、常により良い「店づくり」「麺」「スープ」を思索している。
商品づくりには、社長自らが原料メーカーと直接対話し作り上げることも多く、滝本社長の思いが詰まった一品は多くの来店客を魅了している。
 

※記載内容は２０２４年２月時点のものです。
※ご購入等の際は直接店舗様へお問い合わせくださいますようお願いいたします。

【ＳＨＯＰ　ＤＡＴＥ】

中華そば　滝壺　用賀店

〒158-0097 東京都世田谷区用賀２丁目３８−１６